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争奪戦必至!?夏の移籍市場、お買い得選手【マテオ・レテギ】アルゼンチンでブレイク中の若き点取り屋とは?

シリーズ:お買い得選手10人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終わりに近づいており、移籍の話も盛んになってきた。移籍金100億円超えが予想される選手はもちろん、バーゲン価格で手に入れられる選手の動向からの目が離せない。今回は、夏の移籍市場におけるお買い得選手を10人紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は23日時点)


FW:マテオ・レテギ(イタリア代表/CAティグレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年4月29日(23歳)
2023リーグ戦成績:11試合8得点0アシスト
市場価値:1600万ユーロ(約22.4億円)
主な移籍先候補:ミラン、インテル、フランクフルト、リーズ


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 いま、南米で評価を急激に高めている選手がいる。それが、23歳のFWマテオ・レテギだ。下部組織時代から過ごすボカ・ジュニアーズでは輝けなかったものの、昨年よりレンタル加入したCAティグレで爆発。昨季リーグ戦27試合で19ゴールをあげ得点王に輝くと、今季もここまで同11試合で8ゴールと得点を量産しており、得点ランキングでトップを走っている。

 母方の祖父がイタリア出身のレテギは今年、クラブでの活躍が認められイタリア代表に初招集された。186cmと大柄で空中戦などに絶対的な自信を持つ同選手は「我々に欠けている特徴の持ち主」と評価したロベルト・マンチーニ監督の期待に応え、デビュー戦となったイングランド代表戦でさっそくゴールを記録。さらに、続くマルタ代表戦でも得点を奪い、新エース候補に名乗り出た。

 まさにノリに乗っているレテギは、今夏の欧州上陸が濃厚とされている。現在の市場価値は1600万ユーロ(約22.4億円)であり、移籍情報専門サイトの『transfermarkt』は「ヨーロッパの多くのクラブにとってお手頃な価格である」と評価した。選手本人は、やはりセリエAでのプレーを希望しているようだが、いずれにせよ次の移籍市場において激しい争奪戦が繰り広げられることになるだろう。

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【了】

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