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2戦連発！ 久保建英のゴール！

　ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダ対レアル・マドリードが現地時間2日に行われ、2-0でソシエダが勝利した。上位対決を観るためにレアレ・アレーナには3万5000人を超える観衆が詰めかけている。重要な一戦の均衡を破ったのは、サッカー日本代表MF久保建英のゴールだった。

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　スコアレスで前半を終えたが、後半開始早々にスコアが動く。アレクサンデル・セルロートにプレスをかけられたエデル・ミリトンがGKティボー・クルトワに戻そうとするが、これがずれてしまう。久保建英はそれに素早く反応してワンタッチでゴールに流し込んだ。

　このとき、ソシエダの守備陣は前線からマンツーマンではめていたため、ミリトンはバックパスを選択した。アントニオ・リュディガーをマークしていた久保は、ミリトンがターンしてGKへパスを出そうとした瞬間に、クルトワに寄せている。ほんの一瞬の出来事だったが、高度な判断と守備への献身性、そして味方との連動が生んだ貴重な先制点だった。

　先制を許したマドリーは、61分にダニ・カルバハルが2枚目のイエローカードにより退場処分となり、1人少ない状態に。85分にはダビド・シルバのパスを受けたアンデル・バレネチェアがゴールを叩き込み、2-0でソシエダが勝利している。久保建英の2試合連続となる今季8得点目でソシエダは4位をキープし、4位以内に与えられるUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に1歩近づいた。