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アーセナルがレアルDFを狙う？

　イギリス紙『デイリー・ミラー』は現地時間13日、アーセナルが今夏の補強ターゲットとしてレアル・マドリードのDFフェルラン・メンディに照準を合わせていると報じた。メンディは以前から今夏でのマドリー退団が噂されており、アーセナルは彼の動向を注視している。

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　2019年の夏にフランスのリヨンからマドリーに加入したメンディは、左サイドバックのレギュラーとして多くのタイトル獲得に貢献してきた。しかし、負傷が多く、今季はパフォーマンスの低下も指摘されており、リーグ戦は16試合の出場に留まっている。また新加入選手の為に資金を捻出したいクラブの事情もあり、契約が再来年の夏までとなっている27歳の彼は換金対象とみられている。

　アーセナルの左サイドバックは今季からオレクサンドル・ジンチェンコがレギュラーを担っているが、ミケル・アルテタ監督のスタイルへの適応に苦しんでいるキーラン・ティアニーは出場機会を減らしている。ティアニーは出場機会を求めて今夏に移籍する可能性があり、アーセナルはその代わりとしてメンディに目を付けたようだ。

　メンディの獲得にかかる移籍金は1750万ポンド（約28億円）と同紙は伝えている。代理人はトッテナムとの交渉も模索しているようだが、選手本人はUEFAチャンピオンズリーグ出場を望んでおり、移籍先の候補としてはアーセナルの方が有力と見られている。

【了】