レアル・マドリード最新ニュース

アセンシオとセバージョスの契約交渉の現状は？

　スペイン紙『マルカ』は現地時間15日、今夏のレアル・マドリードの補強や放出に関して報じている。チームの中心であるトニ・クロースやルカ・モドリッチは新たに契約延長すると見込まれる一方で、去就の行方が不透明なマルコ・アセンシオやダニ・セバージョスらの現在の状況を伝えている。

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　まず補強に関して、マドリーは現在ボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムと本格的な交渉が続いており、ここ数か月間クラブの優先事項として扱われている。また、ラージョ・バジェカーノに所属しているマドリーの下部組織出身の左サイドバック、フラン・ガルシアは既に今夏での買い戻しが決まっている。

　現有戦力に関して話題を移すと、まず注目が集まるのはアセンシオだ。今季はベンチスタートが定位置ではあったが、それほど多くない出場機会の中でしっかりと結果を出している。リーグ戦では9ゴール6アシストを記録し、いずれもチーム内で3番目の数字を残している。同紙によればクラブ側はアセンシオに契約延長オファーを出しているという。本人はより多くの出場機会を求めているが、クラブや監督からの信頼を得ていることも理解しており、アストン・ヴィラからのオファーも届いてはいると見られていたが、マドリー残留に傾いているようだ。

　セバージョスについては、移籍の可能性が高まっているようだ。同紙によるとマドリーは三3週間前に最初の契約延長オファーを出したようだが、選手側はこれに納得していない。セバージョスはレアル・ベティスやイタリア方面からも獲得のターゲットにされており、ライバルのアトレティコ・マドリードも状況を注視しているという。同紙の見解では、セバージョスの状況は複雑で、マドリー残留の可能性は低いと見られている。

【了】