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【写真：Getty Images】

アトレティコ・マドリードが魅せたトリックプレー

　ラ・リーガ第38節、ビジャレアル対アトレティコ・マドリードが現地時間4日にエスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われた。2-2の引き分けに終わったこの試合では、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが相手を欺く見事なトリックプレーからゴールを決めている。

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　そのゴールは試合序盤に生まれた。

　1点ビハインドで迎えた18分、アトレティコは敵陣ペナルティエリア右脇でFKを獲得した。アントワーヌ・グリーズマンがボールをセットすると、ファーサイドからペナルティーエリア中央に走り込んだコレアへグラウンダーのパスを配球。アルゼンチン代表FWはこのパスにダイレクトで合わせ、ブロックに来た相手の股を抜いてゴール左に決めてみせた。

　完璧なトリックプレーだった。ビジャレアルの選手たちはゴール前にインスイングのクロスが来ると思っていたのだろう。グリーズマンのグラウンダーパスに誰も反応することが出来ず、コレアはペナルティーエリア中央でドフリーになっていた。

　アトレティコは前半のうちに追い付くと、56分にコレアでこの日2点目をゲット。逆転に成功したが、70分にアクセル・ヴィツェルが一発退場となったことで数的不利になると、後半アディショナルタイムに失点してしまい、試合は2-2の引き分けに終わった。