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アーセナルはなぜギュンドアン獲得で有利？

　マンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアンは契約満了に伴い、今季限りで同クラブを退団する可能性がある。そんなドイツ代表MFの去就について、元アーセナルDFのペア・メルテザッカーがドイツ放送局『ZDF』でコメントを残したようだ。イギリス紙『メトロ』が報じている。

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　今夏にマンCを退団しフリーとなる可能性があるギュンドアンには、アーセナル、バルセロナ、ドルトムントなどのクラブが獲得に乗り出しているとされている。一方でジョゼップ・グアルディオラ監督はベテラン選手の残留を望んでいると明言しており、選手本人も「将来についてはまだ最終決定を下していない」とチャンピオンズリーグ（CL）決勝後に語っているなど、去就については不透明な部分も多い。

　しかし、同紙によると元アーセナルDFで現在は同クラブのアカデミーでマネージャーを務めているメルテザッカーは、マンC史上初のCL優勝によってギュンドアンがクラブでの「任務を達成した」可能性があると語ったとのこと。続けて、アーセナルがギュンドアン獲得で有利な立場にあると考える理由をこう説明した。

「各クラブが順番待ちをしていると思う。（ミケル・）アルテタは彼のことを知っていて、おそらく連絡を取っているので、我々は有利な立場にある。彼はまず全てをじっくり考えてから、4つのクラブの中から1つを選ぶだろう」

　昨年の夏は、マンCからガブリエル・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコを獲得しているアーセナル。以前までマンCでアシスタントコーチを務めていたアルテタ監督のコネクションを再び活かし、今夏もマンCからビッグネームの補強が実現するかもしれない。

【了】