フットボールチャンネル

海外サッカー 11か月前

世界最高額の国はどこだ! サッカー代表チーム市場価値ランキング11~15位。W杯ベスト4も

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:ベルギー代表


【写真:Getty Images】


監督:ドメニコ・テデスコ
FIFAランキング:4位
総市場価値:3617万ユーロ(約506.9億円)
最高額選手:ティボー・クルトワ

 FIFAランキングで4位につけるなど、近年の国際大会で存在感を発揮してきたベルギー代表が、市場価値ランキングではまさかのトップ10入りを逃す結果となった。

 昨年行われたカタールワールドカップでは、第2戦でモロッコ代表に敗れ、第3戦でクロアチア代表と引き分けたため、まさかのグループステージ敗退を喫していた。このことからもベルギー代表は下降線をたどっていることがわかるだろう。

 その要因が主力選手の高齢化だ。黄金世代と呼ばれた選手たちが軒並み30歳を超えており、全盛期と比較するとパフォーマンスが低下し始めている。それと同時に市場価格も下がっており、現在招集されている選手のうち、大半が全盛期より低い額に留まっている。

 現在4500万ユーロ(約63億円)でトップのティボー・クルトワ(レアル・マドリード)も全盛期は7500万ユーロ(約105億円)、4000万ユーロ(約56億円)で2位のロメル・ルカク(インテル)も全盛期は1億ユーロ(約140億円)と大幅な下落を余儀なくされている。彼らに代わる期待の逸材も出てきているとは言い難く、全体として評価が下がり続けていることが、12位に留まった理由と言えるだろう。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top