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「冨安健洋を最大1ヶ月失う恐れ」アーセナルは国際大会に備えた補強が急務? 英メディアが指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



アーセナル、来年1月に備えて補強すべき?

 日本代表DF冨安健洋など複数の選手が代表に招集される可能性があるため、アーセナルは来年1月の国際大会に備えて各ポジションの補強が必要になるかもしれない。英メディア『フットボールロンドン』は、アーセナルが抱える問題を指摘し、それに応じた起用法などを提案している。



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 冨安は今季公式戦32試合に出場していたが、今年3月に行われたUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)ラウンド16の第二戦となったスポルティングCP戦で、9分に膝を痛めて途中交代を余儀なくされた。手術を受けることになり、今季残り試合を欠場することが決定。現在は来季の復帰を目指している。

 そんな中、同メディアは「アーセナルの夏の移籍計画は、2024年の初めにミケル・アルテタが陥るであろう苦境を織り込む必要がある」と指摘し、各ポジションの補強を進めるべきであると提言した。来年の1月13日から2月11日までアフリカネイションズカップが開催される予定で、すでに出場権を獲得しているエジプト代表のモハメド・エルネニーと、出場権を獲得する可能性があるガーナ代表のトーマス・パーテイが代表に招集された場合、アーセナルは最大1ヶ月も両選手を試合で起用できないことになる。

 それだけでなく、アジアカップも来年1月12日から2月10日まで行われる予定となっており、冨安が代表に招集される可能性がある。同メディアは「特に日本代表が決勝進出を果たした場合、アーセナルは同様の期間、冨安を失う恐れがある」とし、ベン・ホワイトやオレクサンドル・ジンチェンコが代役になると伝えている。

 しかし、ジンチェンコの怪我の経歴を考慮すると、左サイドバックに問題が生じる可能性があるという。そのため、今夏の移籍が噂されるキーラン・ティアニーを残すことで、完璧な代役になり得るとした。また、ヤクブ・キヴィオルを起用することや、オランダ1部のアヤックスからユリエン・ティンバーを獲得することを提案している。

【了】

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