MF

MF：ルベン・ロフタス＝チーク
生年月日：1996年1月23日
22/23リーグ戦成績（チェルシー）：25試合0得点1アシスト

MF：ラデ・クルニッチ
生年月日：1993年10月7日
22/23リーグ戦成績：23試合0得点1アシスト

MF：タイアニ・ラインデルス
生年月日：1998年7月29日
22/23リーグ戦成績（AZ）：34試合3得点8アシスト

　ACミランの中盤は、2022/23シーズンから大きく変わる。この夏にサンドロ・トナーリが去ったことで、大変革を余儀なくされた。

　トナーリの移籍に加えて、イスマエル・ベナセルが負傷離脱中のミランは、この夏に中盤を補強した。そのうち、ルベン・ロフタス＝チークとタイアニ・ラインデルスがレギュラーとなりそうだ。

　チェルシーからやってきたロフタス＝チークは、いわゆるボックス・トゥ・ボックスの動きを得意とするMF。191cmという長身は、これまでミランに足りなかったセットプレーの強さを引き上げることも期待できる。

　AZから獲得したラインデルスは左を担当する。本人も左の方がやりやすいという発言を残しており、プレシーズンマッチでも高い技術と判断の早さを武器として良い動きを見せていた。2人はイタリア初挑戦ということで未知数なところはあるが、クラブは自信を持って獲得したはずだ。

　もう1人はラデ・クルニッチが濃厚だ。昨季は中盤の複数ポジションをこなしてバランスを取ったが、今季は3人の中央に立つことになる見通し。フェネルバフチェへの移籍が噂になった時期もあるが、そのフェネルバフチェがマンチェスター・ユナイテッドからフレッジを獲得したことでクルニッチの残留はほぼ決まったと言えそうだ。