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デクラン・ライス、マンチェスター・ユナイテッド戦のゴールに…

　現地時間3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドは、MFデクラン・ライスの劇的なゴールが決め手となり3−1でアーセナルが勝利した。同日、英メディア『BBC』はライスの決勝点をたたえ「ゲームを変えるMF」と手放しで絶賛した。

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　試合は1−1で迎えた96分、コーナーキックを胸トラップしたライスが右足を振り抜き、ボールは相手に当たってゴール左隅に吸い込まれた。101分にもアーセナルMFガブリエウ・ジェズスがだめ押しゴールを決めた。

　87分にはマンチェスター・ユナイテッドのFWアレハンドロ・ガルナチョがスルーパスに抜け出してゴールに流し込んだが、オフサイドの判定でノーゴールに。『BBC』は「アーセナルは負けるかもしれない、とさえ思っていた」と緊迫した試合を振り返った。

　その上で、殊勲のゴールを決めたライスを「緊張に包まれたゲームに落ち着きと秩序をもたらした」と評価。さらに、「アーセナルがライスを必要としていたのは確かだった。アーセナルは昨季、試合の大半で握ってきた主導権を終盤に失って崩れていたから」と、昨季と比較してライスの価値についても言及している。

　24歳のライスは7月に移籍金1億500万ポンド（約168億円）でウェストハムから加入した。同じく今夏アーセナルに加わったFWカイ・ハフェルツに関しては、「どのような役割を果たすのがベストなのかを問うのはフェアなこと」と同メディアは分析。

　一方、この日活躍したライスについては「ライスに疑問はひとつもない」とし、「ガナーズが大金を支払った理由を明らかにした」と記事を締めくくっている。