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土曜日のボーンマス戦に注目が集まる

　現地時間29日、英メディア『ミラー』がアーセナルのミケル・アルテタ監督の采配について議論が生じていると報じた。イングランド代表MFエミール・スミス=ロウへの冷遇に対しては、かつてトッテナムに所属していた元イングランド代表MFダレン・ベントが「理解できない」と述べている。

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　EFLカップ（カラバオカップ）3回戦が現地時間27日に行われた。アーセナルはアウェイでブレントフォードと対戦し、1－0で勝利を収めている。

　先発出場は実に499日ぶりとなったスミス=ロウは82分までプレーし、マルティン・ウーデゴールと交代した。同じく先発で出場したドイツ代表MFカイ・ハフェルツは、この試合にフル出場している。

　29日、英メディア『ミラー』がアルテタの選手起用について議論が生じていると報じた。今夏の移籍市場で2億ポンド（320億円）を費やしたアーセナルだが、監督は選手を納得させるため慎重にチームをローテーションさせる必要がある。

　同紙は、「スミス=ロウは土曜日のプレミアリーグ・ボーンマス戦において、先発メンバーを巡って多くの競争に直面することになるだろう」と指摘した。

　またトッテナムやサンダーランドで活躍した元イングランド代表のダレン・ベントは28日のスポーツラジオ局『talkSPORT』でアルテタの采配を疑問視している。とりわけハフェルツを優先して考えるマネージメントには「理解できない」と述べた。ハフェルツは今シーズン9試合に出場し、得点やアシストを記録していない。

　「アルテタは少し記憶力が欠けているようだ。21/22シーズンにおいて彼を助けたのは誰だ？（ブカヨ・）サカとスミス=ロウだろう。彼はそのシーズン、リーグ戦で10ゴールを決めた。ハフェルツとスミス=ロウ、どちらのプレーを見たいかと聞かれれば、私は毎日スミス=ロウだと答えるよ」　

　なお、ブレントフォード戦のあと、アルテタはスミス=ロウが試合にフル出場するには「フィットネスを向上させる必要がある」と語った。