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　世界では、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは近年のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。今回は攻撃的MF編。

10位：ドミニク・ショボシュライ（ハンガリー代表）

生年月日：2000年10月25日
所属クラブ：リバプール（イングランド）
22/23リーグ戦成績：31試合６ゴール8アシスト（RBライプツィヒ）

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　22歳のハンガリー代表MFドミニク・ショボシュライは、他の選手には無いスペシャルな飛び道具を持っている。それが高いキック力を生かした強烈なミドルシュートだ。シュートレンジが広く、ペナルティーエリア外からも的確なコースを突いてゴールネットを揺らすことができる。パスとドリブルだけでなく精度の高いシュートを選択肢として持つ同選手は、対峙するDFにとって厄介極まりない存在だ。「攻撃」の能力値は「82.4」と、トップに引けを取らない素晴らしい数値を記録した。

　海外メディア『The Athletic』によれば、同選手の高いキック力の秘密は「足のサイズ」にあると言う。「足が小さい選手のほうが活躍する」というハンガリーでは有名な育成方針をもとに、同選手の父親は息子に小さいサイズのスパイクを与えて足の成長を抑えようとしていたそうだ。その効果の有無は分からないものの、幼い頃から磨き続けた自慢のキックが、正確で力強いシュートを可能にしている。

　リバプールではレジェンドのスティーブン・ジェラードも付けた背番号8番を身に着ける。唯一無二のミドルシュートを持つソボスライは、偉大なるレジェンドの“正統なる後継者”になれる素質を十分に秘めている。