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アーセナル、ウィリアン・サリバはかけがえのない資産？

　アーセナルに所属する22歳のフランス代表DFウィリアン・サリバは、最近の活躍により、他クラブから関心を集めている。しかし、1億2700万ポンド（約231億6000万円）のオファーが届いたとしても、アーセナルが断る可能性があると、英メディア『フットボール365』が報じている。

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　サリバは2019年7月にASサンテティエンヌからアーセナルへ完全移籍した後、そのままレンタル移籍の形でサンテティエンヌに残った。その後、アーセナルに移った後は出場機会に恵まれず、期限付き移籍でOGCニースやオリンピック・マルセイユを転々とすることになる。そして、2022年7月にアーセナルへ復帰して以降は主力の座を勝ち取り、今ではチームに欠かせないセンターバックに成長した。

　同メディアによると、移籍市場に詳しい記者が「少なくともサリバは、そのポジションにおいて世界最高の選手になれる可能性を秘めていると思う。そのような選手と契約するのは一世代に一度だけだ。契約について話題になったのは、おそらくティエリ・アンリだけ。サリバと契約しようとするクラブが、2700万ポンドの数字の前に1を置いたとしても、アーセナルは電話を切るだろう。彼はまさに、センターバックに求めるものの全てだ。リバプールのフィルジル・ファン・ダイクみたいな感じだね」と語ったという。

　この発言を受けて、同メディアは「サリバが今シーズン、プレミアリーグでの試合を一度も欠場していないということは、サリバがアルテタ監督からどれほど高く評価されているかを示している。彼がチームにとってどれほど重要であるかを考えると、彼はかけがえのない資産であるため、その数字で売却されない可能性は十分にあり得る」との見解を示した。