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遠藤航、評価は徐々に高まっているが…

　現役時代にリバプールで活躍したスティーブ・ニコル氏が、同クラブに所属する日本代表MF遠藤航について言及し、同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督からの信頼を完全には勝ち取っていないとの見解を示した。ドイツメディア『シュポルト・ビルト』を通じて語っている。

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　遠藤は今夏、サウジアラビア1部のアル・イテハドへ移籍したブラジル代表MFファビーニョの後釜としてリバプールに加入した。これまでに公式戦11試合で2得点1アシストを記録し、現地時間10月26日に行われたUEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）のトゥールーズ戦では、リバプール加入後初ゴールを決める活躍を見せている。しかし、現地時間29日に開催されたプレミアリーグ第10節のノッティンガム・フォレスト戦では再び途中出場になり、10分間のプレーで試合を終えた。

　現地メディアからの評価が高まる一方で、リーグ戦においては途中出場にとどまっている。それを踏まえ、ニコル氏は遠藤について「マック・アリスターには攻撃するのに十分な能力があるため、クロップはより深い位置でプレーさせたいと思っているのだろう。しかし、私はクロップが遠藤を信頼しているとは思えない。それが正しい言葉だと思う」と語った。