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久保建英、レアル・ソシエダを勝利に導けず

　レアル・ソシエダは現地時間4日、ラ・リーガ第12節でバルセロナと戦い、0−1と惜敗した。サッカー日本代表MF久保建英はフル出場。スペインの各メディアは、久保の戦いぶりをおおむね高く評価したが、『Cronica Global』は久保に唯一足りなかった点を指摘している。

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　試合は後半アディショナルタイム、バルセロナMFイルカイ・ギュンドアンが上げたクロスを、オフサイドラインから抜け出したDFロナルド・アラウホが頭で合わせてゴール。バルセロナが劇的な勝利を収めた。

　久保はこの試合、好機を何度もつくり出した。15分には久保が右サイドゴール際の角度がないところからシュートを放ったが、相手GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが足で防いで得点にはつながらなかった。スペインメディア『Cronica Global』は「久保にとって唯一良くなかったのは、最後のシュートの精度を欠いたことだ」と伝えている。

　スペインメディア『MARCA』は「ピッチの上では当然手にしたはずの勝利を手にできなかった。つまりシュテーゲンを倒すことができなかったということだ」と分析。スペインメディア『Mundo Deportivo』も「レアル・ソシエダにとっては負けるに値しない試合」と伝えている。

　『ElDesmarque』は短評で、久保に関して「厳重なマークに遭ったが、バルセロナの守備陣を翻弄する攻撃陣の指揮を執った」と評価。チームトップタイの「7」と採点した。

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