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偶然ではなかったスーパーゴールとは？

　セリエA第12節、インテル対フロジノーネが現地時間12日にスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われた。この試合では、インテルに所属するイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコが衝撃的なスーパーゴールを決め、勝利に貢献している。

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　そのゴールは前半終了間際に誕生した。

　43分、相手のボールを奪ったヘンリク・ムヒタリアンから左サイドのディマルコにパスが渡ると、なんと同選手はハーフウェイラインを少し過ぎたあたりから左足でシュートを選択。ぐんぐん伸びたボールは前に出ていたGKステファノ・トゥラーティの頭上を超え、ゴールネットに吸い込まれた。

　この衝撃の先制ゴールに、思わず味方のGKヤン・ゾマーは「信じられない」といった形で頭を抱えている。一方で決めたディマルコ本人は喜びを爆発させるかと思いきや、「どうだ」と言わんばかりの堂々とした姿をゴール裏のサポーターに見せつけた。

　試合後に『DAZN』のインタビューに応じたディマルコは、衝撃のゴールについて「最初にデンゼル（・ドゥムフリース）が見えて、それからGKがラインから離れているのが見えたので、（シュートを）狙った。幸運なことにうまくいったね。そうでなかったらスタンドからブーイングが降り注いでいたと思う」とコメント。やはり偶然ではなかったようだ。

　ディマルコのスーパーゴールで先制したインテルはその後、ハカン・チャルハノールのPKで追加点を奪い2-0でフロジノーネを撃破。首位の座をキープしている。