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【写真：Getty Images】

ワールドクラスのFWを求めるマンチェスター・ユナイテッド

　19日、スペインメディア『エル・ナシオナル』がキリアン・エムバペの去就について報じた。この選手に関してはレアル・マドリードへの移籍が度々伝えられてきたが、同メディアはマドリード以外の選択肢としてアル・イテハドとマンチェスター・ユナイテッドを挙げている。

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『エル・ナシオナル』が報じたところによると、エムバペは現在「パリ・サンジェルマンでのプロジェクト、及びリーグアンでプロ生活を送ることに興味を失っている」という。また、同メディアは「マドリードへの移籍の可能性はもはやなくなりつつある」とも述べている。

　同選手が最終的にどこへ向かうのか「分からない」と認めた上で、同メディアはサウジアラビアとプレミアリーグのクラブの名前を挙げた。

「届く可能性のある小切手のうちのひとつはサウジアラビアのアル・イテハドからのものだが、これによりエムバペは史上最高額の報酬を得る可能性がある」。しかし『エル・ナシオナル』は、同選手が昨夏アル・ヒラルから届いたオファーを拒否したことを引き合いに出し、「移籍成立の確率は低い」と見ている。

　ユナイテッドへの移籍について、同メディアは「攻撃陣に多くの欠点があることは明らかで、クラブはワールドクラスのFWを求めており、（監督の）エリック・テン・ハフもこの問題を解決したいと思っている」と述べた。

　また、『エル・ナシオナル』は、仮にユナイテッドが具体的な行動を起こしたとしても、マドリードの会長であるフロレンティーノ・ペレス は「それほど気にしないだろう」と予想している。