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伊藤涼太郎が豪快ゴール

　ベルギー・プロ・リーグ第16節メヘレン対シント＝トロイデンVV（STVV）が現地時間3日に行われ、アウェイのSTVVが2-0の勝利を収めている。この試合ではSTVVに所属する伊藤涼太郎が、2点目のゴールを決めて、チームの4試合ぶりの勝利に貢献した。

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　STVVが先制したのは試合開始5分だった。アブバカリ・コイタがFKを蹴ると、壁に当たったボールを自ら拾って、右足のシュートでゴールネットを揺らした。

　伊藤のゴールが生まれたのは42分。ペナルティエリア手前のやや左寄りの位置でボールを受けたコイタがドリブルでエリア内に侵入する。中央まで自ら運んでいきそのまま右足でシュートを放つも、ボールは右ポストを叩く。このこぼれ球に伊藤が反応し、グラウンダーのダイレクトシュート。これがゴール左に決まった。

　相手GKはゴール右に位置し、中央と左は2人のDFがそれぞれカバーしていた。手の使えない相手DFの頭上を狙うという選択肢もあったが、伊藤は狭いコースを選択。ゴール左をカバーしていたDFの左にわずかに空いたスペースへと蹴り込んだ。さらにボールスピードも速く、これでは防ぎようがない。豪快かつ正確に狭い隙間に決めた。

　後半はスコアが動くことなく、試合はこのまま終了。STVVが4試合ぶりの勝利となった。