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【写真：Getty Images】

ハーランドはレアル移籍を希望？

　バルセロナは、マンチェスター・シティに所属するアーリング・ブラウト・ハーランドに対して長期に渡り強い関心を示している。しかし、英メディア『TEAMTALK』は、同選手はライバルであるレアル・マドリードへの移籍を希望していると現地時間1日に報じた。

　今シーズン怪我の影響で多くの試合を欠場したものの、ハーランドは依然としてヨーロッパの得点王の座を掴む可能性がある。23歳の彼は、今シーズンの公式戦37試合に出場して29ゴールを挙げており、これは平均すると101分に1ゴールを決めている計算だ。

　バルセロナでは、すでにFWロベルト・レヴァンドフスキの後釜探しを開始しており、ハーランドには長期に渡って強い関心を示している。そして、25年には獲得に向けて動き出す可能性があると同メディアは報じた。

　しかし、同メディアは英メディア『90MIN』の記事を引用する形で、「バルセロナが抱える財政的な問題から獲得できる可能性はかなり低い」と前置きした上で、「選手自身もバルセロナよりライバルクラブであるレアルへの移籍を望んでいる」と伝えている。

　一方で、ハーランド自身は「未来がどうなるかは誰にも分からない」と前置きした上で、「今はシティで幸せ」と胸中を明かした。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も「重要なのは彼が幸せであるということだ」と強調し、「彼が不満を感じたときに自分で決断を下すだろう」と、ハーランドの移籍について選手の判断を尊重する意向を示したと同メディアは報じている。