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コスパ最悪なのは? マンチェスター・ユナイテッド年俸ランキング1〜10位。活躍と金額が見合っていないのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門マンチェスター・ユナイテッドで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はマンチェスター・ユナイテッド所属選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。


10位:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表)

マンチェスター・ユナイテッドMFクリスティアン・エリクセン
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年2月14日
推定年俸:906万ユーロ(約12.7億円)
23/24リーグ戦成績:18試合1得点1アシスト

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 デンマーク代表の司令塔、クリスティアン・エリクセンが、906万ユーロ(約12.7億円)でマンチェスター・ユナイテッドの年俸ランキングの10位につけている。EURO2020(欧州選手権)で心肺停止となったエリクセンはブレントフォードで不安を払拭する活躍を見せ、2022/23シーズンから“赤い悪魔”でプレーすることとなった。

 フリー移籍で加入した1年目のエリクセンは、彼に投じられた金額以上の働きをしていたと言っていいだろう。ダブルボランチの一角としてプレーし、優れた配球センスと正確なキックでビルドアップにおいて存在感を発揮していた。最終的に28試合出場1得点8アシストをマークし、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献していた。

 しかし今季に入ると状況が一変してしまう。クラブのアカデミー出身のコビー・メイヌーが台頭すると、序列を低下させて出番を大きく減らしてしまった。4月に守備陣の負傷者が続出し、ダブルボランチの一角であるカゼミーロがCB起用されたことでエリクセンに再び出番が回ってきたが、19歳の新星の後塵を拝している現状では年俸に見合った存在であるとは言い難い。冬の移籍市場で環境を変えるとも噂されていた32歳のベテランは、シーズン終了後にどのような決断を下すのだろうか。

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