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【写真:Getty Images】
グリーズマンの芸術ループ!
ラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリード対マジョルカの試合が現地時間1日に行われ、アトレティコが2-0で勝利した。この試合では、アトレティコに所属するMFアントワーヌ・グリーズマンが、試合を決定づける芸術的なループシュートでマジョルカから得点を奪っている。
リーグ戦直近2試合を敗北と引き分けで終えていたアトレティコ。リーガ3試合ぶりの勝利を目指して、マジョルカをホームのリヤド・エア・メトロポリターノに迎えた。
26分、FWサムエウ・リーノのゴールで先制に成功したアトレティコ。その後、マジョルカを押し込む展開が続いていたものの、なかなか追加点を奪うことができずにこう着状態が続いていた。
1-0のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、アトレティコのエースであるグリーズマンが輝きを見せる。こぼれ球を回収すると、FWロドリゴ・リケルメはマジョルカ最終ラインの裏を狙っていたグリーズマンへとパスを送る。
抜け出したグリーズマンは、GKが前に出ていたのを見逃さずペナルティエリア手前からループシュートを放ち、勝利を決定づける2点目を決めた。
必死にセーブしようとしたGKのグローブのわずか先をかすめて、グリーズマンの芸術的なループシュートは無人となっていたゴールネットを揺らしていた。スペインメディア『AS』もこの得点について、「今季リーグベストゴールのうちの1つ。信じられないほど素晴らしい」と絶賛している。
この直後に試合は終了。2-0で勝利したアトレティコは、ディエゴ・シメオネ監督のラ・リーガ500試合目を白星で飾っている。次節のレアル・マドリードとの首位攻防戦に向けて、最高の形で試合を終えた。