4位:佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ)
生年月日:2006年10月16日(18歳)
所属クラブ:ファジアーノ岡山
市場価値:20万ユーロ(約3200万円)
昨季リーグ成績:3試合0得点0アシスト(FC東京・J1)
佐藤龍之介は、2025シーズンにファジアーノ岡山でブレイクの予感が漂う18歳のMFだ。現時点の市場価値は20万ユーロ(約3200万円)となっている。
FC東京の育成組織で育った佐藤は、2023年に16歳で2種登録選手としてトップチームの一員になった。これは、同クラブでは久保建英以来の快挙だ。同年3月のYBCルヴァンカップ・セレッソ大阪戦で、クラブ史上最年少の16歳4カ月20日で先発デビューを果たし、久保の記録を更新した。
期待の有望株ではあるものの、優秀な選手がそろうFC東京ではなかなか定位置確保には至らず、2024シーズンはJ1で3試合出場にとどまった。そこで2025シーズンは岡山に期限付き移籍で加入し、新たな挑戦に臨む。
2023年11月から12月にかけて行われたFIFA U-17 ワールドカップインドネシア2023では、U-17日本代表の10番を背負った。ドリブル、パス、シュートと、いずれもクオリティーが高い上に、意外性も持ちあわせており、相手の意表を突くスルーパスは必見だ。
U-20日本代表の市場価値上位は、すでにプロとして一定の経験がある選手が多い。佐藤は所属していたクラブがJ1ということも影響し、なかなか出番がなかったが、その中で20万ユーロという高い評価を受けており、2025シーズンはU-20日本代表と岡山で注目を集める存在になる可能性を秘めている。
