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「単なる幸運ではない」 リバプール指揮官、圧倒された敵地でのPSG戦について言及「レアル・マドリードが最も良い例」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アルネ・スロット
【写真:Getty Images】

アルネ・スロット監督がPSG戦を振り返る

 サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは現地時間8日、プレミアリーグ第28節でホームにサウサンプトンを迎える。この一戦の前日会見でアルネ・スロット監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16の敵地でのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を改めて振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 

 リーグフェーズを首位通過したリバプールが、PSGのホームに乗り込んだ一戦。序盤からホームチームに圧倒されたリバプールだったが、GKアリソンのビッグセーブでなんとか得点を許さず、終盤へ。すると87分に、この試合で唯一のチャンスで途中出場のハーベイ・エリオットがネットを揺らして、1-0で勝利。PSGのシュート27本に対し、リバプールはわずか2本と内容面では完全に上回れたものの、奇跡的と言ってもいい勝利を手にした。

 スロット監督は、改めてPSG戦について言及し、「プレミアリーグ、リーグカップ、チャンピオンズリーグ、FAカップでも、最高のサッカーができない試合が時々あり、何かを勝ち取りたいなら、『幸運』が必要になる場合もある。だが、結果を出すために我々のように常に一生懸命努力を続けているのなら、それは単なる幸運ではない」とこれまでの弛まぬ努力でもぎ取った勝利だと語った。

 続けて「リーグ戦38試合をすべて良いサッカーだけで戦えるチームはほとんどないし、チャンピオンズリーグでもそうだ。レアル・マドリードが最も良い例の一つだと思う。相手チームの方が優れていても、彼らは勝ち方を見つけてそれを実行できる」と自身の考えを述べている。

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