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「アジアの虎から猫に転落」3戦連続ドローの韓国代表、現地では指揮官クビを求める声も「韓国サッカー弱体化は事実」

text by 編集部 photo by Getty Images

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韓国代表のホン・ミョンボ監督

【写真:Getty Images】

韓国代表指揮官は本大会までもたない可能性も?

 サッカー韓国代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でヨルダン代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。韓国メディア『spotv news』は現地時間28日に、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督の手腕を疑う声が強まっていることを伝えている。

 アジア最終予選8試合が終了し、韓国の成績は4勝4分勝点16。直近3試合は引き分けだったが、B組首位を維持している。しかし、FIFAランキング101位のパレスチナ、80位のオマーン、64位のヨルダンとFIFAランキングでは「格下」であるチームに対して、3戦連続ドローに終わったことで、現地でも指揮官の手腕に対する疑問の声が強まっているようだ。

 同メディアは、「アジアの虎を自称していた韓国が猫に転落した」と前置きし、韓国代表チームの現状について次のように言及した。

「アジア最終予選を戦うホン監督率いる代表チームは、11回連続W杯本大会出場は濃厚だ。4勝4分で一度たりとも負けることなく首位をキープしている。残り2試合で勝点1だけでも追加できれば、ワールドカップに出場可能だ。しかし、結果に比べて内容は厳しいものとなっている。(最終予選の抽選段階では)比較的良い対戦国ばかりだったという予想とは異なり、4回もの引き分けを記録した」

 そして、「以前のワールドカップ予選と比較すると、格下と評価しても良い国々に対してポイントを失っている。以前までであれば、すでに監督退任論が出てもおかしくはない成績だ」と、指揮官の手腕を疑問視しており、クビになってもおかしくない状況だと指摘している。

 韓国国内でも監督に対する評価は下がり続けていると伝えており、「サッカーは変数の多い競技ではあるが、韓国サッカーが弱体化しているのは事実である」と、自国の未来に対してため息をついていた。

 韓国の次戦は6月5日のアウェイのイラク戦。この試合で引き分け以上の結果を収めれば、W杯出場が決定する。ホン監督率いる韓国代表チームは、イラク戦でW杯本大会出場を確定し、サポーターたちの信頼を取り戻すことができるだろうか、

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【了】

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