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【写真：Getty Images】

鈴木獲得に複数クラブが接触？

　パルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶に対して、複数のクラブが関心を示しすでに接触を始めているようだ。パルマ専門メディア『PARMA live』は現地時間28日に、鈴木についてヨーロッパの複数クラブから接触があったこと、パルマが移籍金の金額を設定したことを伝えている。

　昨夏の移籍市場で、ベルギーのシント＝トロイデンVVからパルマに移籍した鈴木。すぐに定位置を掴むと、ここまでリーグ戦28試合に出場している。イタリア初挑戦ながら印象的な活躍を残しており、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンやイングランドのマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどが鈴木獲得に関心を示しているとの噂も絶えない状況だ。

　ドイツの移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』は、25日にイタリア・セリエAの選手に関する市場価値を更新した。今回のアップデートで、鈴木は900万ユーロ（約14億円）から1400万ユーロ（約22億円）へと大幅に上昇し、セリエAのゴールキーパーの中では市場価値が5番目に高い選手となった。

　同メディアは、「多少のつまずきもあったスタートだったが、鈴木は今や周囲の人々を納得させている」と前置きし、「素晴らしいパフォーマンスと素晴らしいセーブを見せて、才能を発揮している。彼に関する情報を求めて、既にパルマの扉を叩くヨーロッパのクラブもかなりあるようだ。非公式ではあるが、クラブは鈴木に対して4500万ユーロ（約72億円）という移籍金を設定した」と、欧州の複数クラブが鈴木に関心を示していること、パルマもそれに合わせて移籍金をつけたことを報じている。