海外日本人選手 最新ニュース

【写真:Getty Images】
伊藤が負傷
ドイツ・ブンデスリーガ第27節、バイエルン・ミュンヘン対ザンクト・パウリの試合が現地時間29日に行われ、バイエルンが3-2で勝利した。バイエルンに所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝は、58分に途中出場したが、87分に負傷でピッチをあとにしている。ドイツメディア『Express』などが伊藤の負傷について報じた。
3月の代表ウィークでは、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)のバーレーン代表戦とサウジアラビア代表戦に出場していた伊藤。ザンクト・パウリとの試合では、58分にDFラファエル・ゲレイロに代わって途中出場している。
しかし、87分に右足首を痛めてプレー続行不可能となり、ピッチを去っていた。バイエルンは途中交代枠を使い切っていたため、伊藤が負傷退場してからは10人で戦い、試合終了を迎えている。
同メディアは「キャリアの危機。バイエルンのスターが新たな負傷で大きな心配」と前置きし、「伊藤はバイエルンで今季最も不幸な男だ。また右足を負傷している」と、言葉を続けている。
昨夏の移籍市場でバイエルンに移籍した伊藤は、24年7月のプレシーズンマッチで右足中足骨を骨折し長期離脱。11月に再手術を受けると、今年2月15日のバイエル・レバークーゼン戦でようやく復帰を果たした。
ドイツメディア『SAUERLANDKURIER』は、「バイエルンは新たな挫折に直面している。DFの伊藤が再び右足を負傷したのだ。プレシーズンで骨折してしまった彼は、その後数ヶ月の間欠場していた。バイエルンは勝利も苦い味に、最近は安定したパフォーマンスを見せていた伊藤にとってもこの負傷は特に辛いものだ」と、伊藤の負傷について、同情的なコメントとともに報じている。
【関連記事】えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】