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【写真：Getty Images】

前田を絶賛

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、今季公式戦30ゴールを達成。好調の前田について、チームを率いるブレンダン・ロジャース監督も賞賛の言葉を送っている。スコットランドメディア『THE NATIONAL』が2日に、前田を賞賛する指揮官のコメントを伝えた。

　現地時間29日に行われた第31節のハーツ戦では、セルティックが3-1で勝利。この試合で前田は2得点を奪う活躍を見せており、節目となる今季30得点目も達成している。

　同メディアは、「ロジャース監督が前田大然の『恐ろしい』見えない特徴について語る」と述べた上で、前田の傑出した能力を語る指揮官のコメントを紹介した。

「2月にCFに転向して以来、11試合で15ゴールを挙げていると思う。90分間フルに得点しなかった唯一の試合は、バイエルンとのアウェイ戦だったはずだ。しかし、他の試合ではほぼすべて得点している。それだけではない。彼は（守備の時に前線から）プレスをかけてくれる。ただ、誰もが彼のプレスとゴールについて語っているがあまり話題に上らないことがある。彼の動きは恐ろしい。素晴らしい才能と先読みの力があり、（現在の活躍は）驚くことではない」

　さらに、『THE NATIONAL』は、「今後ゴールを重ねれば、セルティックでシーズン40ゴールを達成したわずか8人の選手の中に、前田の名前が加わることになる」と、偉大な記録を達成する可能性もあると指摘した。

　セルティックは、スコットランドリーグが8試合、そしてタイトル獲得のかかったスコティッシュカップ決勝が残っている。残りの試合で絶好調の前田がどれだけゴールを積み重ねることができるのか、現地も注目しているようだ。