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【写真：Getty Images】

前田を称賛する同僚FW

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、今季公式戦30ゴールを達成。今冬の移籍市場でセルティックに帰還したFWジョタは、前田の好調ぶりを絶賛している。スコットランドメディア『CELTS ARE HERE』が2日に報じた。

　現地時間29日に行われた第31節のハーツ戦では、セルティックが3-1で勝利。この試合で前田は2得点を奪う活躍を見せており、節目となる今季30得点を達成している。ハーツ戦での2得点で今季リーグ戦15得点を記録した前田は、スコットランドリーグの得点ランキングトップに浮上。2位とは2ゴール差をつけて、得点王のタイトルにも近づいている。

　今冬の移籍市場でフランス・リーグアンのレンヌから、古巣セルティックに約3年ぶりの帰還を果たしたジョタは、前田の活躍を次のようなコメントとともに絶賛した。

「シーズンごとに状況は異なると思うし、チームは自分たちが最高の状態になれるように作られている。当然ながら、全員が自分の役割を果たせば、他の選手が活躍できるはずだ。前田の場合、それが完全に当てはまると思う。チームは彼をゴールに非常に近い位置に置いており、それに応えて非常に良い仕事をしている。チームのために懸命に戦っており、そんな彼を称賛する」

　同メディアは、「ジョタも前田の変貌ぶりに驚愕」と前置きし、「1月古橋がチームを去った後、前田がより中心的な役割に移行したことは、ここ数ヶ月セルティックにとって大きな後押しとなっている。ジョッタの言葉は、前田のハードワークとゴールスコアリングフォームに対する深い評価を示しているだろう。スペースを見つけ、チャンスを的確に決めるこの日本代表FWの能力は極めて重要であり、ジョッタが彼の執拗さに感銘を受けているのは明らかだ」と、前田を賞賛する言葉を続けている。

　すでに現地では、今季の年間最優秀選手に前田の名前を推す声が高まっている。スコットランドリーグが残り8試合、そしてタイトル獲得のかかったスコティッシュカップ決勝が残っている中で、前田はさらにゴールを決めて、チーム、そして個人タイトルを獲得できるだろうか。