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ハンジ・フリック監督がエリック・ガルシアを名指しで絶賛

　バルセロナは現地時間2日、コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）準決勝の2ndレグでアトレティコ・マドリードと対戦し、1-0で勝利した。試合後、ハンジ・フリック監督が絶対的な先発メンバーではないものの、重要な戦力として存在感を示すDFエリック・ガルシアを称賛した。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が、3日に報じた。

　2月25日にバルセロナのホームで行われた第1戦は、4-4のドローで終わっていた両者の一戦。レアル・マドリードが待つファイナルへの舞台を懸けた『メトロポリターノ』で行われたゲームは、アウェイチームが均衡を破る。
　
　27分、ボックス手前右でボールを持ったラミン・ヤマルからのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスが右足でゴール左隅に流し込み、バルセロナが先制に成功。公式戦4戦連発となる絶好調のアタッカーのゴールでリードを奪ったハンジ・フリック監督率いるチームは、このまま逃げ切りに成功。2戦合計5-4でアトレティコを上回り、決勝の舞台へと駒を進めた。

　フリック監督は、2025年に入って無敗を維持しているチームの現状を「クリスマス休暇以降、チームは大きく成長し、何をすべきかをチーム全体で理解できている。そして、このチームは11人の選手だけで構成されているわけではない。それが成功のために、非常に重要なことだ」と話し、「この試合後、朝3時か4時頃に帰宅し、少し寝てからトレーニングをする。このような生活を送る選手たちをクラブは誇りに思うべきだ」と過密日程の中で結果を残す選手を称賛した。

　その中で、絶対的なレギュラーではないものの、センターバックと“ピボーテ”を中心にここまで公式戦31試合に出場しているエリック・ガルシアには「チャンスが来るから残るように言ったんだ。そしたら本当にその機会が訪れて、色々なポジションでチャンスを掴んでいる。エリックは素晴らしい男であり、プロフェッショナルだ」と、昨季レンタルでプレーしたジローナへの移籍話を中心に放出候補に挙がっていた24歳のDFを絶賛している。