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【写真：Getty Images】

上田綺世のライバルを獲得？

　サッカー日本代表FW上田綺世が所属するオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトは、今夏の移籍市場で新たなストライカー獲得に動くようだ。オランダメディア『Voetbal International』は現地時間2日に、フェイエノールトが獲得を検討している選手について報じている。

　同メディアが、フェイエノールトが獲得に動く可能性があると伝えていたのは、トルコ・スュペル・リグのギョズテペSKに所属するFWホムル・カルドーソだ。同選手は、今季リーグ戦21試合に出場して11ゴール7アシストを記録。ギョズテペがリーグ戦27試合を消化した時点で、得点ランキングでは8位につけている。

　すでにクラブのテクニカルマネージャーがトルコで試合をチェックしていたことも伝えられており、ホムルに対する関心度は高いようだ。また、フェイエノールトは昨夏の移籍市場でも同選手獲得を試みていた。

　同メディアは、「フェイエノールトは昨夏、このストライカーを獲得するために多額のオファーをした。しかし、トルコは開幕直前に選手を手放したくなかったようだ。もっとも、契約に失敗したという事実は、フェイエノールトがホムルのことを忘れたのを意味するわけではない。もし予想通りFWサンティアゴ・ヒメネス（冬の移籍市場でACミランに移籍）の代わりと上田の競争相手を探すのであれば、夏に何が起きてもおかしくはないだろう」と、獲得に動く可能性は十分あると言及している。

　オランダメディア『voetbal4u』も、「このストライカーは上田綺世と競い合う予定だ」と、上田のライバルになる選手であることを強調した。今季の上田は、リーグ戦14試合に出場して5ゴール1アシストを記録。3月のサッカー日本代表での活動で負傷離脱していたが、2日の第25節フローニンゲン戦で60分に途中出場して復帰を果たしている。