鎌田大地 最新ニュース
【写真:Getty Images】
鎌田が高評価
イングランド・プレミアリーグ第31節、クリスタル・パレス対ブライトンの試合が現地時間5日に行われた。試合はパレスが2-1で勝利している。ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫とパレスに所属するMF鎌田大地はともに先発出場した。英メディア『BBC』などが、この試合の鎌田のパフォーマンスを評価している。
日本代表の鎌田、三笘が揃って先発したこの試合では、試合開始わずか3分にFWジャン・フィリップ・マテタのゴールでパレスが先制する。しかし、ブライトンも負けておらず、31分にはMFヤンクバ・ミンテのクロスにFWダニー・ウェルベックが合わせて同点に持ち込んだ。
すると、55分、鎌田は最終ラインからボールを受けると、左サイドにいたMFエベレチ・エゼに展開してカウンターの起点となる。エゼの持ち込みから、最後はDFダニエル・ムニョスがゴールを決めてパレスが勝ち越した。その後、途中出場のパレスFWエディー・エンケティアが2枚のイエローカードをもらい退場。さらに、90分にはDFマーク・グエーイも退場してパレスは9人での戦いを強いられてしまう。
しかし、後半アディショナルタイムには、鎌田がブライトンDFヤン・ポール・ファン・ヘッケの退場を誘発して、9対10の展開に。リードを守り切ったパレスが、2-1で勝利している。
英メディア『BBC』は、「鎌田はパレスに加入して以降、サポーターから多くの批判を受けたが、中盤で素晴らしい役割を務めた。パレスが9人になってからブライトンのファン・ヘッケにレッドカードを提示させたのは彼の勢いある走りだった」と、この試合のパフォーマンスを高く評価し、「7」点をつけている。
また、パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督も、「我々はただ、プレーすべきシステムを示しただけだ。そしてチームは何をすべきか分かっていた。ダイチが左ウイングバックのようになったことで、少し状況が変わった。私が本当に気に入ったのは、ただ守ってレフェリーが試合を終わらせるのを待つだけではなかったことだ。前に出るタイミングを待っていた。鎌田はレッドカードを出させたね」と、先発した鎌田の活躍を讃えていた。