海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

前田がゴールを量産できる理由

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、今季公式戦30ゴールを達成した。チームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、前田がゴールを量産できている理由について言及した。英メディア『BBC』が6日に報じている。

　現地時間3月29日に行われた第31節のハーツ戦は、セルティックが3-1で勝利。この試合で前田は2得点を奪う躍動ぶりで、節目となる今季30ゴール目も達成した。

　同メディアは、「前田は、セルティックに移籍して以来、スコットランドで最も活躍したシーズンを過ごしている。監督は日本代表選手の成長を『素晴らしい学習者』であるからだと高く評価した」と述べた上で、指揮官のコメントを紹介している。

「彼は指導しやすく、学習能力も優れている。とても優れた選手であったとしても、指導にあまり従わない選手は存在する。しかし、前田の学習能力は彼の躍進を支えている。彼はコーチ全員からの指摘を受け入れて、私たちも監督として彼と話をする。全てにおいて優れた学習能力を示しており、それは非常に良い兆候だと言えるだろう」

　また、今冬の移籍市場で古橋亨梧がレンヌに移籍した後、サイドから中央にポジションを移したことについては、「真ん中にいるということは、いろいろなプレーをしているということだ。これまで左サイドでクロスを上げることが多かったが、今はそうではない。彼の動き、ペース、技術的な能力、そしてハングリー精神とプレッシングは、攻撃的なチームにとって非常に重要なものだ」と、前田のパフォーマンスと適応力に賞賛の言葉を送っている。