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【写真：Getty Images】

浅野拓磨は次節欠場か？

　FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは現地時間5日、ラ・リーガ第30節でセルタ・デ・ビーゴと対戦し、1-2で敗れた。この試合で先発でプレーし、59分間ピッチに立った浅野がハムストリングを負傷した可能性があるようだ。スペインメディア『Diario de Mallorca』が、6日に報じている。

　9位マジョルカが、直近のリーグ戦7試合負けなしで勝ち点「40」で並ぶセルタをホームに迎えた一戦。ホームチームは17分にマルティン・バリエントのゴールで先制したものの、53分にアルフォンソ・ゴンサレスにネットを揺らされると72分にはフェル・ロペスにゴールを許して逆転負け。前節のバレンシア戦で7試合ぶりに敗戦を喫した一戦に引き続き、痛い連敗となった。浅野は50分にホアン・モヒカからのロングパスを見事にトラップしてからヒールパスで決定機を演出するなど、存在感を見せたが、59分に交代した。

　同メディアは「マジョルカにとって敗北以上のもの」と報じたうえで「マジョルカにとってセルタ戦での敗北はあまりにも高くついた。（ベダト・）ムリキは違和感を訴えて交代を要求し、浅野はハムストリングに痛みを感じ、（マヌ・）モルラネスは筋肉の張りを抱えていた」と30歳の日本人アタッカーを含む3選手の負傷の可能性を伝えている。

　試合後の会見でハゴバ・アラサテ監督は、「ケガのことは、正直よく分からない。ムリキはバレンシア戦にも出られなかったし、今日も同じ箇所なので、そこは確実に何らかのケガだと思う。タクとマヌについては、どちらかというと違和感によるものだが、それもはっきりとは分からない。検査をする予定だが、来週3人とも欠場することになるかもしれない」と3選手の状態について言及した。

　直近5試合で2ゴールを奪っていた浅野。存在感が増していただけに、仮に離脱となればマジョルカにとっては大きな痛手であることは間違いないだろう。