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ビクトル・ギェケレシュが圧巻の一撃
サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間7日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第28節でSCブラガと対戦し、1-1で引き分けた。リーグ戦での連勝が「4」でストップし、首位陥落となってしまったが、エースのビクトル・ギェケレシュが、今季44ゴール目となる豪快な直接FKを叩き込んでいる。
前節終了時点でベンフィカと勝ち点「65」で並び、首位に位置しているスポルティングが、4位のブラガをホームに迎えた。守田が負傷のため、ベンチ外となった一戦はホームチームが均衡を破る。
15分、ボックス外左の絶好の位置でFKを獲得する。このキッカーを務めたのは、ギェケレシュ。右足で力強く振り抜かれたシュートは、相手GKルカーシュ・ホルニーチェクの手を掠めてゴール左下に決まった。壁が4枚と2枚に分かれていたこともあり、間が空いていたことを上手く利用した強烈なグラウンダーのシュートで背番号「9」がチームに先制点をもたらした。
しかし、スポルティングは追加点を奪えずに終盤を迎えると、87分に痛恨の失点。1-1のドローで試合は終了し、勝ち点「1」の獲得に留まった。この結果、昨季の王者は、6日にポルトに4-1と大勝していたベンフィカに交わされ、2位に転落している。