海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

前田大然の退団に備える？

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、今季公式戦30ゴールを達成している。国外のクラブが今夏の移籍市場で前田獲得に動く可能性もあり、クラブは新ストライカーとの契約を検討しているようだ。現地メディア『THE CELTIC BHOYS』が7日に報じている。

　現地時間3月29日に行われた第31節のハーツ戦では、セルティックが3-1で勝利。この試合で前田は2得点を奪う活躍を見せており、節目となる今季30得点目も達成している。

　そんな前田は、英メディア『Sky Sports』のインタビューに対して、長期的にセルティックでプレーする選択肢はあるのかと聞かれると、「難しい質問だ。ここにいる間は常にセルティックのために戦い、プレーする」と、自身の去就について言葉を濁していた。

　そのため、クラブも前田の退団に備えて新たなストライカー獲得を検討しているようだ。『THE CELTIC BHOYS』は、「1月の移籍ターゲットだった選手について、夏に獲得に動く可能性があるようだ」と述べた上で、スロバキア・フォルトゥナ・リーガのスロバンに所属するFWダビッド・ストレレツをセルティックが狙っていると伝えた。

　ストレレツは今季リーグ戦23試合に出場して14ゴール5アシストを記録している。同メディアは、「リーグで2番目に守備が弱いチームを相手に得点できなかった6日のセント・ジョンストン戦のパフォーマンス（0-1でセルティックが敗北）を見ると、セルティックはトップにもう1人の選択肢が必要なのは確かである」と、今夏獲得に動く可能性は十分あると指摘している。