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【写真：Getty Images】

シント＝トロイデンVVはコルトレイクに敗戦

　日本人選手7名を擁するシント＝トロイデンVV（STVV）は現地時間6日、ベルギー1部リーグ・プレーオフ3の第2節でKVコルトレイクと対戦し、0-3で完敗した。ベルギーメディア『HBVL』は7日、この試合でフル出場したサッカー日本代表MF藤田譲瑠チマの試合後のコメントを伝えている。

　レギュラーシーズンを14位で終え、13位セルクル・ブルージュ、15位コルトレイク、16位ベールスホットVAとの残留を懸けて争うプレーオフ3に回ることとなったSTVV。4クラブの中で、下位2クラブが自動降格、2位は2部の昇格プレーオフを勝ち抜いたクラブとの入れ替え戦を戦うというレギュレージョンの中、STVVは第2節でコルトレイクをホームに迎えた。

　前節にベールスホットに勝利し、残留圏内となるプレーオフ3の1位に浮上したホームチームだったが、17分に失点。さらに22分、27分と立て続けにゴールを奪われ、10分間で3点を許す苦しい展開に。そして、その後は1点も返すことができず、0-3の完敗。2位に陥落し、3位のコルトレイクとの勝ち点も「4」に縮まった。

　シーズン終了後の移籍も噂される藤田は、「立ち上がりに2つのチャンスがあったが、その後、あまりにも簡単に3失点を許してしまった」と振り返り、「失点後はずっとプレッシャーを受け、自分たちのサッカーをすることができなかった。ハーフタイムに監督が戦術を変え、『このままでは2部に降格するぞ』と言っていた」と中盤で奮闘した23歳のMFは、痛い敗戦となったハーフタイムでのやりとりを明かしている。

　ホーム＆アウェイ方式で行われるプレーオフは残り4戦。厳しい戦いが続くSTVVだが、勝ち点「3」が必要な試合が続く。