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【写真:Getty Images】
遠藤航の後釜獲得に動く?
イングランド・プレミアリーグのリバプールは、今夏にサッカー日本代表MF遠藤航の後釜としてドイツ代表MFの獲得を検討しているようだ。リバプール専門メディア『ANFIELD WATCH」は8日に、クラブが新たな中盤の選手獲得に動く理由について伝えている。
今季公式戦27試合に出場している遠藤航だが、リーグ戦では一度も先発起用されていない。試合終了間際に守備固めとして起用されているものの、安定した出場時間の確保はできていない状況だ。
同メディアは、「23年夏に中盤の大補強を行ったが、リバプールがこのチームを完璧なものにするにはまだMFが1人足りない」と前置きし、遠藤の評価と現状のチームの中盤について次のような分析をしている。
「ライアン・グラフェンベルフの負担を取り除き、休息と競争の両方をもたらす守備的MFが必要だ。これが昨夏にMFマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)との契約を試み、破断になったがMFモイセス・カイセド(チェルシー)獲得を目指した理由だ。遠藤はリバプールにとって長期的な選択肢ではなく、監督はまだ大一番で彼を起用していない」
また、「リバプールは監督のプレースタイルに適した選択肢を必要としている。試合の流れを読むことに優れ、重要なインターセプトをすることができ、広い範囲をカバーできる選手だ。同時に、ボールを上手く扱い、パスに優れ、アンカーとして攻撃を組み立てられることを監督は求めている」と述べた上で、VfBシュトゥットガルトに所属するドイツ代表MFアンジェロ・スティラーが、指揮官の求める存在であると指摘した。
アンジェロ・スティラーは、今季リーグ戦27試合に出場し1ゴール5アシストを記録。すでに多くのビッグクラブが注目する存在であり、リバプールは他クラブとの獲得競争を制し、同選手と契約するために5000万ユーロ(約80億円)を準備していると同メディアは伝えている。
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