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ラミン・ヤマルはバルセロナ残留か。それとも移籍か？

　バルセロナに所属する17歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルを獲得するため、マンチェスター・シティが驚異的なオファーを準備しているようだ。移籍が実現すれば、ブラジル代表FWネイマールが保持するサッカー史上最高額を塗り替えると、英メディア『チームトーク』が9日に報じている。

　かつてバルセロナに在籍していたネイマールは、2017年8月に移籍金記録を超える2億ポンド（当時約290億円）でパリ・サンジェルマン（PSG）へ完全移籍した。大きな話題を呼んだが、それ以上の衝撃が今夏に訪れるかもしれない。同メディアによると「バルセロナは、ヤマルに対してまだ長期契約を結べておらず、シティがこの隙を突こうとしている。ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるチームは、バルセロナに対して2億3700万ポンド（約450億円）という超大型オファーを準備しているとされ、バルセロナに売却を検討させる狙いがある」という。

　ヤマルは2023年7月にバルセロナのトップチームへ昇格してから主力に定着しており、今季は公式戦43試合で14得点21アシストを記録していた。バルセロナにとって非常に重要な選手だが、契約は2026年7月に終了する予定で、バルセロナは契約更新を急がなくてはならない。契約解除金を8億6100万ポンド（約1636億円）へ引き上げることを目指してバルセロナはヤマルと交渉を続けているが、いまだ進展していない。バルセロナは財政難に苦しんでいることから、マンCのオファーを承諾するかもしれない。