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森下龍矢はインパクトを残せず…
森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワ(ポーランド1部)は現地時間10日、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・準々決勝1stレグでチェルシーと対戦し、0-3で敗れた。ポーランドメディア『Weszlo』は、この試合でフル出場した森下に厳しい評価を下している。
レギア・ワルシャワが、今大会の優勝候補の筆頭にも挙げられるチェルシーをホームに迎えた一戦。今季は攻撃的ポジションにコンバートされ、公式戦42試合で12ゴール11アシストをマークしている森下は、1トップの位置で先発メンバーに名を連ねた。
ホームチームは、プレミアリーグ4位に位置する強敵に対し、前半はゴールレスで折り返したものの、49分に喫した失点を皮切りに57分、74分に得点を許して0-3の完敗。森下もエンツォ・マレスカ監督率いるチームに、インパクトを残すことができなかった。
同メディアは、そんな28歳にチーム最低タイとなる10点満点中の「2点」という厳しい点数を付けている。寸評では「彼はストライカーではない。それは明らかだ」と起用法に疑問を呈し、「彼は(マキシ・)オイェデレからのカウンターを絶望的に終わらせ、後半開始早々には、2回のチャンスを立て続けに台無しにした。48分のオイェデレが高い位置で奪った流れからのカウンターとその1分後には、数的有利な状態で攻撃に出られるチャンスだったが、競り合うこともなく倒れてしまった。彼はたくさん走ったが、何も起こすことができなかった。おそらくモチベーションが高すぎたのだろう」と綴っている。
レギア・ワルシャワが逆転突破を目指して戦う敵地『スタンフォード・ブリッジ』での2ndレグは17日。ベスト4進出に向けて最低でも3点が必要な厳しい状況だが、森下はどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
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