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サッカー選手に限らず、プロアスリートは活躍できる期間が限られている。どんなに優れた選手キャリアを過ごしたとしても、必ずしもセカンドキャリアで成功を収めることができるわけではない。今回は、サッカー以外の事業で多額の収入を得ている選手をピックアップして紹介する。
ヴァンサン・カンデラ(元フランス代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1973年10月24日
主な事業:飲食業
ヴァンサン・カンデラは選手時代に数々の成功を収めた。サブではあったが、フランス代表として1998年に行われた自国開催のワールドカップ(W杯)とEURO2000(欧州選手権)を制覇。クラブレベルでは2000/01シーズンにローマの左サイドバック(SB)のレギュラーとしてスクデット獲得に大きく貢献した。
クラブの象徴であるフランチェスコ・トッティと親しい間柄であることもあり、彼は今でもローマという街と相思相愛の関係にある。
ローマがスクデットを獲得する以前から複数のレストランを経営していたカンデラは、引退から18年の月日が経過した現在もイタリアの首都で「Qui e Ore」というお店を続けている。
他にもイベントホールやイタリアで絶大な人気を誇るテニスとスカッシュの要素を持ったラケットスポーツである「パデル」のコートも運営しているそうだ。
2020年には親しいトッティと共に代理人会社を設立したが、こちらは半年で断念してしまったようだ。
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