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「精彩を欠き…」ソシエダMF久保建英、欧州大会が遠ざかる痛恨の敗戦で現地評価も真っ二つ「今日のプレーはあまりに…」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英 最新ニュース

レアル・ソシエダMF久保建英

【写真:Getty Images】

久保建英は精彩を欠く

 スペイン・ラ・リーガ第31節、レアル・ソシエダ対マジョルカの試合が12日に行われた。試合は、ソシエダが0-2で敗れている。ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、先発出場し72分までプレーした。久保の現地評価はどうだったのだろうか。

 

 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、FWミケル・オヤルサバル、MFマルティン・スビメンディ、久保らを先発起用した。前半からソシエダがボールを支配するも、マジョルカの守備を崩すことができず。20分には、マジョルカFWサイル・ラリンに先制点を献上してしまう。47分にもMFセルジ・ダルデルに追加点を許すと、反撃のゴールを奪うことができず試合はそのまま終了した。

 地元メディア『noticias de Gipuzkoa』は、敗北したソシエダの選手は10点満点で0〜2点という厳しい評価を下している。久保については、「日本代表選手はとても緩いプレーぶりで、ドリブル突破はほとんど見られなかった。チャンスはたった1本のシュートでのみだった」と厳しい言葉を送り、1点の評価をつけていた。

 スペインメディア『AS』も、「前半はいつものように多くの危険を作った。後半は慌てる場面が多く精彩を欠き、ほとんど何も生み出せなかった」と、こちらも厳し目の評価を下している。一方で、『Mundo Deportivo』は「試合への入りは遅かったが、それ以降は右サイドからドリブルで攻め込み、危険なプレーを演出した。ハーフタイムまで続いていたが、反撃が必要な場面で交代になった」と、敗戦したチームの中での久保のパフォーマンスに及第点を与えている。

 マジョルカに敗北したことで、ソシエダは勝点41の9位で今節を終えた。UEFAヨーロッパリーグ出場圏内となる5位ビジャレアルは勝点48、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場圏内のレアル・ベティスも同勝点の6位であり、欧州大会出場圏内が遠ざかる手痛い敗戦となってしまった。

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