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【写真：Getty Images】

マジョルカFW浅野拓磨の復帰に目途？

　負傷離脱中のRCDマジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨だが、復帰までそう長くはかからないようだ。スペインメディア『MARCA』が、現地時間15日に報じている。浅野は右ハムストリングの負傷により、前節の久保建英が所属するレアル・ソシエダ戦を欠場していた。

　ここまでリーグ戦19試合に出場し、そのうちの12試合にスタメン出場している浅野。3月3日に行われた第26節のデポルティーボ・アラベス戦では、ラ・リーガでの初ゴールを記録すると、同16日に開催された第28節のエスパニョール戦でも得点を挙げ、徐々にチーム内での存在感を高めていた。しかし、今月6日の第30節のセルタ・デ・ビーゴ戦で負傷交代。クラブは7日、右ハムストリングの負傷により、30歳の日本人アタッカーが戦線から離脱することを発表していた。そのため、前節のソシエダ戦はベンチ外となり、久保建英との日本人対決は、実現しなかった。

　同メディアは「浅野は依然としてトレーニングに参加していない」と題した記事を掲載。その中で「（浅野は）ハムストリングに負傷を負ったが、実際は筋肉の張りによるもので、19日のCDレガネス戦と22日のバルセロナ戦への出場の可能性は、完全には排除されていない」と報じた上で、「しかし、19日のゲームの出場はかなり厳しい状況だ。15日のトレーニングでもチームとは別でジムで個人調整を行っており、現時点では出場の見込みは低いと見られている。同じ部位を数か月前にも負傷していたため、クラブとしては日本人アタッカーに無理をさせない方針だ」と伝えている。
　

　浅野が所属するマジョルカは現在8位。昨シーズンを15位で終えたチームは、今季から指揮を執るハゴバ・アラサテ監督の下、来季の欧州カップ戦出場圏獲得が狙える好位置につけている。シーズン残り7試合となった中、復帰が迫る浅野がどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。