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邦本宜裕、中国への帰化に前向きと報道
中国・甲級リーグ(2部)の遼寧鉄人足球倶楽部に所属するMF邦本宜裕は、帰化へ前向きな姿勢を見せている。これまで韓国やポルトガル、マレーシアでプレーした27歳の日本人MFが、中国代表としてサッカー日本代表と対戦するかもしれない。中国メディア『網易(163.com)』が16日に報じた。
浦和レッズユースでもプレーしていたが、2015年1月にアビスパ福岡へ加入。2018年1月から韓国の慶南FC、2020年からは前年度Kリーグ優勝チームの全北現代モータースでプレーした。その後、ポルトガルのカーザ・ピア、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムと渡り歩き、2024年2月から現在のチームに在籍している。
2部リーグではあるが、今季ここまで全4試合のスタメンで1ゴール3アシストを記録し、キャプテンとしてチームを牽引してきた。U-18、U-20日本代表には選出されているものの、A代表の経験はなく、中国国内で帰化へ期待する声も上がっているようだ。
邦本はインタビューで「帰化は今や中国サッカー界のホットワードだが、この件についてどう考えているか」と問われ、「常にオープンな姿勢を持っている。もし中国サッカー協会からオファーがあれば、喜んで話し合いに応じる」と答えた。
近年、多くの選手が中国へ帰化している中、邦本もまたその選択をするのだろうか。
※以下、追記(4/18)
18日午後、邦本は自身のインスタグラムでストーリーズを投稿。「事実と異なることが立て続けにニュースになっていますが、僕は『今のチームで充実したプレーができている』と答えた。もっとサッカーが上手くなりたいし、上を目指したい。そのために今自分にできる最高のパフォーマンスをするだけです。僕が居るチーム、僕の応援をこれからもよろしくお願いします」と書き込んだ。
中国メディア『網易(163.com)』が報じた点については既報通りだが、本人が答えた内容とは異なるようだ。
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