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「素晴らしい活躍だ」岩田智輝、新天地で年間MVP候補!セルティックは後悔か「解決策の答えは身近にあった」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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バーミンガムの岩田智輝
【写真:Getty Images】

岩田智輝の放出は間違いだった?

 EFLリーグ1(英3部)のバーミンガム・シティに所属する28歳の元日本代表MF岩田智輝が、年間MVP候補にノミネートされた。昨夏にスコットランド1部のセルティックが放出したのは失敗だったと、スコットランドメディア『ザ・セルティック・ボーイズ』が17日に報じている。

 

 岩田は2023年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍した後、同年7月には完全移籍へ移行した。序盤は途中出場も多かったが、シーズン後半には守備的MFとしてフル出場を果たす試合が増加。ただ、主将のスコットランド代表MFカラム・マグレガーから完全に主力の座を奪えず、岩田は2024年8月にバーミンガムへ活躍の場を移した。すぐにレギュラーに定着し、今季は公式戦41試合で7得点2アシストを記録している。バーミンガムの首位独走の原動力となり、チームの優勝と2部復帰に大きく貢献した。

 この状況をセルティックは指をくわえて見ているかもしれない。同メディアによると「セルティックには多くのポジションに穴があり、特に上手く補強できていないのが守備的MFだ。何人か選手を加えてきたものの、誰も継続的に出場機会を得ることができていない。マグレガーには前線でプレーするクオリティがあるものの、中盤の役割を担わざるを得ない状況が続いている」という。

 そのため、同メディアは「その解決策の答えが身近にありながら手放してしまった。岩田はバーミンガムで素晴らしいパフォーマンスを見せており、昇格とタイトル獲得の貢献に対する評価も高まっている」とし、「岩田は先発出場でも十分に活躍できることを証明している。セルティックは昨夏、彼を手放したことを後悔している可能性がある」との見解を示した。今季の活躍を踏まえると、セルティックが夏の移籍市場で再獲得を目指すこともあり得るだろう。

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