フットボールチャンネル

「退団の可能性は高まる」サウサンプトンDF菅原由勢、海外メディアは今夏の移籍を予想?「移籍の真相」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

サウサンプトン所属の菅原由勢
【写真:Getty Images】

菅原由勢の移籍の噂について

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢には、複数のクラブが関心を示しているとの噂が持ち上がっている。米メディア『FanSided World Football』は18日に、菅原が今夏の移籍市場で移籍する可能性について報じた。

 

 昨季は熾烈な昇格プレーオフの戦いを勝ち抜いて、今季プレミアリーグに復帰を果たしたサウサンプトン。昨夏に加入した菅原は、今季リーグ戦29試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。

 同メディアは、「ほんの数週間前に、菅原が移籍を否定したことを覚えているだろうか」と述べた上で、日本代表DFにまつわる移籍の噂について次のように言及した。

「数日前には、ナポリへの移籍が噂されていたが、トルコのベシクタシュという別のクラブも移籍レースに加わったことで、この日本人選手がサウサンプトンを退団する可能性がさらに高まったようだ。もっとも、このDFの移籍の噂はそれほど興味深いものではない。むしろ注目すべきなのは、ナポリが予想していた移籍金の半額以下でクラブを去ることができるという事実こそが、この移籍の噂の真相なのだ」

 さらに、「報道によるとトルコのクラブは菅原の獲得を検討しているが、430万ポンド(約8億円)を超えるオファーを出すことはないという姿勢を崩していない」と言葉を続け、「クラブは彼を600万ポンド(約11億円)で獲得した。もし菅原をこの金額以下で放出するのであれば、それは経済的損失となるだろう」と、移籍金の金額に問題があることを指摘している。

 プレミアリーグでの戦いに非常に苦しんだサウサンプトンは、第31節終了時に史上最速での2部降格が決まった。そのため、財政的な問題を解決するためにも、今夏には多くの選手を放出することが見込まれている。

 同メディアは、「彼を(430万ポンドで)売却した場合、クラブの財政にかなりダメージを与える。サウサンプトンの現状では、待つことが最善の選択肢であることは明らかだ。もしかしたら、ナポリのような約1000万ポンド(約19億円)のオファーが再び届くかもしれない」と、菅原の放出は他のクラブからのオファーを待ってからでも遅くはないと強調した。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!