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山田楓喜のCDナシオナルと藤本寛也のジル・ヴィセンテが対戦
山田楓喜が所属するCDナシオナルは、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第30節で藤本寛也が所属するジル・ヴィセンテと対戦し、0-3で敗れた。ポルトガルメディア『A BOLA』は、チームは敗れたものの、この試合で75分間プレーした山田を高く評価している。
12位のナシオナルが、ホームに14位のジル・ヴィセンテをホームに迎えた一戦。山田は2試合連続で右ウイングでスタメン入りした。ホームチームは、16分に失点すると、49分には退場者を出し、数的不利な状況に。その後は、2失点を喫し、ホームで0-3と完敗した。山田は75分間プレーし、トップ下で先発した藤本は67分にピッチを後にした。
同メディアは、ナシオナルの中でもっとも輝いた選手として、山田を選出。23歳の日本人には「6点」をつけ、「この日本人ウイングは、セットプレーで非常に危険な存在だった。フリーキックでは常にジル・ヴィセンテのゴール前に脅威を与えたが、その才能を活かす味方選手がいなかった。U-23日本代表の彼は、何度もボールを奪い返し、ブラジル人GKアンドリューが守るゴールに向かって突破を試みた。しかし、うまくいかなかった」と寸評を綴り、孤軍奮闘した山田を高く評価している。
ナシオナルに今冬にレンタル移籍を果たした山田は、ここまでリーグ戦10試合に出場し、2アシストをマーク。期限付き移籍期間は2025年6月30日までとなっており、残すは4試合となったなか、山田はインパクトを残せるか注目だ。
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