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「ピッチ外でもリーダーの一人」遠藤航はリバプールに不可欠!?主将が見解「非常に重要な役割を果たしている」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、今季一度もプレミアリーグでは先発出場していないが…

 リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は今季、一度もプレミアリーグで先発出場していない。しかし、優勝を目指して首位を走るリバプールにとって重要な選手であると、主将を務めるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが明かした。英紙『リバプール・エコー』が22日に報じている。

 

 遠藤は今季公式戦28試合に出場しているが、スタメン起用されたのはFA杯やEFLカップ(カラバオ・カップ)がメインで、リーグ戦ではベンチスタートが多い。それでもリバプールがリードした状況で途中出場を果たすと、“クローザー”のような役割を担い、試合を締めくくる存在として重宝されている。実際、サッカーメディア『フットモブ』が公開しているデータによると、遠藤は短いプレー時間にもかかわらず、90分あたりのファール数は平均7.5回で最も多いが、イエローカードなどを提示された回数はゼロだ。タックル数が非常に多い中で、クリーンな戦いをしている選手と言えそうだ。

 それを踏まえ、ファン・ダイクは「ワタ(遠藤)はピッチの上でも外でもとても大切な存在だ。昨年より出場時間は減っているけど、試合を締める時や彼の経験を生かす場面では非常に重要な役割を果たしている。それにピッチ外でも彼はチームのリーダーの一人。彼がいてくれることが本当に嬉しいよ。チームにはいくつかの柱となるリーダーが必要で、ワタは間違いなくその一人だ。今後、少なくともあと数年は、一緒に戦っていけたら良いなと思っている」と述べ、遠藤を高く評価している。リバプールが好調なのは、見えないところで遠藤がチームをまとめているからなのかもしれない。

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【了】

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