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前田大然、今季はキャリアハイ更新中
セルティックに所属する日本代表FW前田大然は今季、チームの絶対的ストライカーに君臨している。この躍進を受けて、現役時代にセルティックやレスター・シティなどで活躍したニール・レノン氏が考えを改めて前田を高評価していると、スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』が22日に報じている。
前田は2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ期限付き移籍し、同年7月には完全移籍へ移行した。古橋亨梧や旗手怜央と共にチームを勝利へ導く働きを見せ、セルティックのリーグ優勝に貢献している。そして、今年1月に古橋がスタッド・レンヌへ移ったことで、前田にかかる期待は大きくなった。その期待に応えるように今季は公式戦46試合で33得点9アシストを記録し、過去最高の成績を残している。
それを踏まえ、レノン氏は「今季の前田は本当に素晴らしい活躍をしている。特に言いたいのは、彼が大きく成長したということだ。それはフィニッシュだけじゃない。もともと動きは良かったし、プレッシングも非常に優れていた。しかし、足元の技術が向上したことでボールの細かいコントロールがうまくなり決定力も増した。以前まで私はキョーゴや旗手と比べて前田は3番手のレベルだと考えていたが、今ではほぼトップレベルにまで成長したと思っている。ここ2年間で劇的に進化し、今やチームの中心選手になっており、本当に素晴らしいシーズンを送っている」と語った。27歳の前田に対する注目度は増しており、夏の移籍市場では興味を示すクラブが現れるかもしれない。
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