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毎熊晟矢は73分からプレー
毎熊晟矢が所属するAZアルクマールは現地時間24日、エールディビジ第30節でNACブレダと対戦し、1-1で引き分けた。AZは7試合ぶりの勝ち点「3」を獲得することはできなかったが、途中出場した毎熊が、エールディビジ初アシストを記録している。
6位のAZが、14位のNACをホームに迎えた一戦。PK戦の末に敗れ、タイトル獲得とはならなかったKNVBカップ(国内カップ戦)決勝のゴー・アヘッド・イーグルス戦から中2日で迎えた今節、毎熊はベンチスタートとなった。
前半はスコアレスで折り返すと、73分に毎熊がピッチに入る。しかし、その2分後にFWレオ・ザウアーにゴールを奪われ、ホームチームが1点を追う展開に。それでも、後半アディショナルタイム7分、AZが同点に追いつく。
右からのアーリークロスを毎熊がヘディングで折り返すと、これをFWメックス・メールディンクが左足でオーバーヘッド。これが見事にゴール左隅に突き刺さった。試合はこのまま1-1で終了。土壇場で追いつくことに成功したAZは、なんとか勝ち点「1」獲得した。
昨夏にセレッソ大阪からAZに加入した27歳の右SBは、ここまで公式戦39試合に出場。16強で敗退となったUEFAヨーロッパリーグでは、2ゴールと2アシストを記録していたものの、今節でのアシストがエールディビジ初アシストとなった。
リーグ戦7試合勝ち星から遠ざかっているAZ。苦しむチームの中、毎熊はシーズン残りの4試合で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。