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板倉滉にドルトムントが興味

　ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは、ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属するサッカー日本代表DF板倉滉に興味を示しているようだ。現地メディア『ビルト』が29日に報じた。膝の負傷で長期離脱中のDFニコ・シュロッターベックの代役として獲得を検討しているという。

　板倉はクラブを離れる意思を持っており、1200万ユーロ（約19.2億円）の契約解除条項を利用しての移籍が可能とされている。ドルトムントは、シュロッターベックの代役として短期的に起用するだけでなく、将来的には3バックの一角を担う長期的な戦力と見込んでいる。

　また、この移籍がアジア市場への展開にもつながると言及。香川真司や丸岡満が過去に在籍していたことで日本人には馴染みがあるチームでもあり、人気の高い選手を加えることで、国際的なブランド価値がアジア圏でさらに高まる可能性を示唆している。

　しかし、正式なオファーには条件がある。ドルトムントが来季の欧州カップ戦出場権を獲得することが前提条件とし、それが実現すれば、獲得へ本腰を入れることになるようだ。果たして、ドイツの名門へ加入するのだろうか。